ブログに書くべき“情報“って何?
コチラの記事で“日記”と“情報”は違うということを解説しました。
では“情報”って一体何なの? どのように書けば“情報”に変わるの?
なかなか分かりにくい部分ですよね。
本記事では“情報”の定義と、その書き方について紹介します。
まずは日記と情報の違い
今日はオシャレなカフェでランチにカツカレーを食べました。とてもおいしかったので大満足!でもカロリーがちょっと心配かも(笑)
ちょっと極端な例ですが、これが日記です。
日記は個人が体験したこと、考えたことを主観的に表したものになります。
要するに自分が書きたいことを好きに書くイメージです。
内容は自分にしか分からなかったり、せいぜい内輪で分かる程度。
外部から検索で来た人が読んでもイマイチ理解できないケースが多かったりします。
今日は最近人気の◯◯カフェでランチメニューのカツカレーを食べきました。カレーは10種類のスパイスをブレンドし、長時間煮込んだ本格欧風カレー。鹿児島の黒豚を使ったカツは、柔らかなお肉にサクサクの衣が絶妙な歯ごたえでした。
こちらが情報になります。
一見すると日記とあまり変わりがないように思えますが、「〇〇カフェ」「ランチメニュー」「10種類のスパイス」「本格欧風カレー」「鹿児島の黒豚」「柔らかなお肉にサクサクの衣」の部分が情報になります。
さてこの2つの文章を読み比べたとき、あなたならどちらのお店に行ってみたいと思いますか?
多くの人が後者を選ぶと思います。
その理由は、後者の文章には読者に行動を起こさせるための情報(お店の名前、こだわり、料理の食感など)が書かれているからなんですね。
ただの日記を情報にする方法
このように情報とは読者に行動を起こさせるもの、もっと広い意味で言えば「読者にベネフィット(恩恵)をもたらすもの」と定義することができます。
読者は「〇〇を知りたい」「△△という問題を解決したい」という思いで検索し、その答えをブログに求めます。
せっかくたどり着いたブログに欲しい情報ではなく、ただの日記が書かれていたらガッカリしますよね。
そうは言ってもいきなり情報を書くのは大変なものです。
そこでただの日記を情報に変える簡単な方法をお教えします。
- まずは主観で良いので日記を書いてみる。
- 次に日記を客観的に見て、情報となる部分を追加する。
- さらに付け加えられそうな情報をインターネットで調べて追加する。
基本はこの3ステップです。最初は書きにくいかもしれませんが、何記事か書き続けているうちにコツがつかめるようになるはずです。
一つ注意したいのが、100%情報にせずある程度主観(感想など)の部分を入れること。
書かれている文章すべてが情報になってしまうと「まとめ記事」のように味気ないものになってしまうんですね。
情報と主観の割合は8:2か7:3くらいにするとバランスが良くなります。
まとめ
以上、『ブログに書くべき“情報“って何?』について紹介しました。
ブログを書いていて「これは日記かな?」と感じたら、ちょっと離れてみて「この記事は読者にとってどんなベネフィットがあるか?」「自分がこの記事を読んだときに行動を起こしたいと思うか?」と考えてみましょう。