なぜブログがブランディングに適しているのか?
このブログでは、「ブログをブランディングに活かすためのヒント」を紹介しています。
ところでなぜブログがブランディングに適しているのでしょうか? またブログとSNSは何が違うのでしょうか?
今回はブログとブランディングの関係について解説します。
そもそもブランディングとは何か?
ブログとブランディングの関係について説明する前に、そもそもブランディングとは何なのか、定義を明確にしておきましょう。
私たちの身の回りにはさまざまな“ブランド“があふれていますよね。Apple、SONY、ルイヴィトン……これらのブランドはなぜ消費者の支持を受けることができるのでしょうか?
ブランドとは
- 消費者が企業の持つ商品やサービスの価値・品質を理解する
- 企業は消費者の期待する価値・品質を持った商品やサービスを提供する
つまりブランドとは企業と消費者の間にある信頼関係のことを指します。
例えば数多くのスマートフォンの中からAppleのiPhoneを選ぶのは、Appleというブランドが期待通りの製品やサービスを提供してくれると信頼しているからなんですね。
ブランドとは信頼や価値、影響力とも言い換えることができそうですね。
またブランドが確立していると、ファンに支持されるため価格競争にも強くなります。AppleのiPhoneは他のスマートフォンに比べると高価ですが、新機種発売と同時に買いに行く人がたくさんいます。これはAppleというブランドが多くの人に支持されている結果と言えるでしょう。
これらのことは個人の提供する商品・サービスにも同じことが言えます。
同じような商品・サービスしか選ぶことができなければ、より安いところ、あるいは過去に実績のあるところを選びますよね。
逆に言えば「◯◯のことなら△△さん」というブランドを作るための行動が必要になるというわけです。この行動こそがブランディングなのです。
ブログがなぜブランディングにつながるのか?
ここまでブランドとブランディングについて解説しました。
ではこのブランディングとブログはどのように関連するのでしょうか。
まずブログの特徴として
- 基本的に文字数の制限がない
- 画像や動画を入れることができる
- カテゴリーやタグで情報を見やすく整理できる
- 書けば書くほど情報が蓄積(ストック)され、資産になる
- 検索からの流入が期待できる
ということが挙げられます。
つまりブログは自分が売りたい商品やサービスについての情報を簡単に発信することができる自分メディアと言えます。
似たようなサービスとしてtwitterやFacebookなどのSNSがありますが、これらは
- twitterは文字制限あり、Facebookも長文には向いていない
- 発信した内容がタイムラインに流れていく(フロー)ので、情報の蓄積ができない
- 検索からの流入が期待できない
などの理由から、自分メディアとして使うには向いていません(ただしSNSにはブログにはない拡散力があります。これは別途解説します)。
したがってブログは個人のブランディングに適したツールと言えます。
ブログを使ったブランディングは大まかに
- コツコツと情報(自分の商品・サービスに関するもの)を発信する
- 記事数が増えれば検索に引っかかりやすくなる
- 徐々に読者が増え、ファンになる
という流れになります。
ブログをうまく使えば個人でもブランディング、そしてファンを作ることは十分可能なのです。
どうすればブログを使ってブランド力を高めることができるか?
ブログとブランディングの親和性について理解できたでしょうか?
最後にブランド力を高めるために、どのようにブログを使えば有効なのかについて説明します。
ブログというメディアの特性上、読者がいないことには始まりません。まずは読者にとって有益な情報を惜しみなく発信することが必要です。
そして有益な情報を発信するためには、日頃から自分のテーマについてのアンテナを高く張り、常に勉強をするという姿勢も必要になります。
気をつけたいのが、ただ単に情報を発信するだけではブランディングできないという点。ただの情報の羅列では読者はだんだんと飽きてしまいます。そうならないためにも記事に自分らしさ(個性)を入れ、競合ブログとの差別化を図らなくてはなりません。
そして最も重要なのが継続してブログを書くこと。せっかくブログを開設しても1年・2年と継続して書き続けることができる人は多くありません。逆に言えば継続するだけでも十分差別化につなげることができるのです。
まとめ
以上『なぜブログがブランディングに適しているのか?』について解説しました。
ブログを使ったブランディングに即効性はありません。コツコツと記事を増やし、ジワジワとファンを作ることが基本となります。
なかなか成果が出ないと諦めず、まずは良質な情報を発信するよう心がけましょう。