読みやすいブログ記事のポイントは改行とひらがな
ものすごく長文なのにとても読みやすいブログがある一方で、短文にも関わらずひどく読みにくいブログが存在します。
両者の違いは一体何なのでしょうか??
実はWebの文章は“改行”と“ひらがな”を上手く使うことで、大幅に読みやすくすることができます。
本記事ではブログ記事を読みやすくするために必要なポイントである“改行”と“ひらがな”について解説します。
読みやすいブログ記事のポイントは改行とひらがな
次の2点を意識するとテンポの良い、読みやすいブログになります。
- こまめに改行し段落を分ける
- ひらがなを多めにする
それでは一つずつ見ていきましょう。
1.こまめに改行し段落を分ける
ブログの記事はPCやスマホのブラウザを通して読みますよね。
ブラウザの画面で文字を読むときは、紙に書かれた文字を読むときと異なり、ほとんどが流し読みです。
ですから何行にも渡って文字が書かれていると文字がカタマリのように見え、非常に読みづらくなってしまいます。読者は読みづらいと判断した時点で離脱してしまうので注意が必要です。
以下に例文を示します。まずは改行なしの例です。
【例文1】
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。おばあさんが川で洗濯をしていると川上から大きな桃がドンブラコドンブラコと流れてきました。おばあさんは大きな桃を拾って家に持ち帰り、おじいさんと二人で割ってみました。すると桃の中には男の子が入っていました。おじいさんとおばあさんは男の子を桃太郎と名付け大事に大事に育てました。
続いて改行ありの例です。
【例文2】
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
おばあさんが川で洗濯をしていると川上から大きな桃がドンブラコドンブラコと流れてきました。
おばあさんは大きな桃を拾って家に持ち帰り、おじいさんと二人で割ってみました。
すると桃の中には男の子が入っていました。おじいさんとおばあさんは男の子を桃太郎と名付け大事に大事に育てました。
いかがでしょうか? 改行をすることでかなり読みやすくなると思いませんか?
またPCとスマホでは改行したときの見え方が変わってきますので、両方の画面で確認しておくと安心でしょう。
2.ひらがなを多めにする
読みやすいブログ記事にするためのポイント2つ目は“ひらがな“を多く使うことです。
Web文章では文字のカタマリが嫌われると前述しましたが、漢字の多用もカタマリ化を促進する原因です。
そこで臨機応変にひらがなやカタカナを混ぜると目に優しい文章を書くことができます。
【例文1】
昔々ある所に、お爺さんとお婆さんが住んでいました。
【例文2】
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
いかがでしょう? ひらがなを混ぜるとだいぶ読みやすくなると思いませんか?
もちろん読みやすくなるからと言って、ひらがなばかりを多用すると逆に読みづらくなります。漢字3:ひらがな7くらいの割合を基準にすると良いでしょう。
まとめ
以上『読みやすいブログ記事のポイントは改行とひらがな』について紹介しました。
ブログ記事においては日本語の正しさよりも、読みやすさの方が重要視されます。
自分のブログを読者目線で見てみて、読みづらいと感じる部分があれば読みやすい文章に改善してみましょう。