これだけ知っておけばオーケー! ブログ記事の必勝構成パターン
ブログを書くのに上手な文章は必要ありませんが、それでも知っておいたほうが良いブログ構成(組み立て)のパターンというものは存在します。
文章の構成というといわゆる「起承転結」をイメージする人も多いかと思いますが、ブログの記事を書くにあたってはこの「起承転結」はいったん忘れてしまってください。
ブログ記事の構成は「起承結」の三部構成で考えると上手にまとめることができます。
本記事ではブログ記事の必勝構成パターン「起承結」の三部構成について紹介します。
ブログ記事の必勝構成パターンはこの三部構成で決まり
ブログ記事の必勝構成パターンは次の三部構成から成り立ちます。
- 序論
- 本論
- 結論
冒頭にも書いた「起承結」の「起」が序論、「承」が本論、「結」が結論になります。
この三部構成は一見すると論文やレポートのようなお堅いイメージを受けますが、実はいろいろな場面で応用が効く便利な形なので、ぜひマスターしてください。
それではひとつひとつ見ていきましょう。
1.序論は「これから何について書くか」の紹介
ブログ記事の一番最初の部分である「序論」は、これから何のテーマについて書こうとしているのかを紹介する部分です。
そしてテーマとは問題提起とそれに対する仮説のことを指します。
検索からあなたのブログに来た人は何らかの問題を解決したい人ですから、「この記事は◯◯の問題について解決方法を紹介しますよ」ということを早い段階で謳ってしまうということです。
なぜ最初に問題提起と仮説を書くのか? それは現代人の忙しさにあります。
わざわざ時間を割いてブログを読む以上、自分が知りたいことが書かれていなければ時間のムダになってしまいますよね。
ですからまず冒頭部分に「この記事は◯◯について書かれている」ということを明らかにしておくことによって、読者は安心して読み進めることができるのです。
2.本論は「根拠を示して読者を納得させる」
本論はブログ記事のメインとなる部分です。
記事全体の70〜80%は本論になります。
本論では序論で立てた問題提起に対する根拠や具体例を積み重ねつつ、読者を納得させていきます。
さらに本論は各論に分けることができます。
コチラの記事では結論への道のりを3つのポイントに分ける方法を紹介しました。
この3つのポイントはそのまま各論として使えますので、それぞれのポイントに合った説明や根拠、具体例を書いていけば本論は完成するという仕組みなのです。
これなら迷うことなく書けそうですよね。
3.結論は「まとめと行動を促す」部分
最後は結論で締めくくります。
多くのブログ記事で「まとめ」として書かれている部分ですね。
なぜこの記事を書いたのか、改めて序論で書いた問題提起と仮説に戻ることでスッキリと終わらせることができます。
また、読者に行動を促すのもこの結論部分になります。
「読んで良かった」「早速やってみよう」と思わせるように工夫してみましょう。
まとめ
以上、『これだけ知っておけばオーケー! ブログ記事の必勝構成パターン』として「序論・本論・結論(起承結)」を紹介しました。
よく知られている「起承転結」は物語などには向いているのですが、3番目の「転」はこれまでの話の流れを転じて予想もできない展開にするという意味なのでブログには向いていないんですね。
ですので、ブログを書く際には今回紹介した三部構成を使ってみてください。
ちなみにこの三部構成はブログ以外にも汎用的に使える「文章の必勝構成パターン」でもあります。
メールやビジネス文書を書くときに意識してみると、文章が書きやすくなるはずですよ。